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S. Park APU会長(左)と、SENIOR社の陳秀峰CEO(右)
APUのS. Park会長、中国SENIOR社CEOと会談
2024年11月12日
APUのS. Park会長はこのほど、中国のリチウムイオン電池用セパレーター専門メーカーであるSENIOR(星源材質)を訪問し、CEOの陳秀峰(Chen Xiufeng)氏と会談を行った。グローバル経済の変化および二次電池市場の将来に関する意見交換が行われたほか、電気自動車(EV)やエネルギー貯蔵システム(ESS)などの分野で要となるセパレーター産業の重要性や、韓国企業との今後の協業可能性についても意見が交わされた。
SENIOR社は2003年9月に設立され、中国で初めてリチウムイオン電池用セパレーターの量産を実現した企業として知られる。2016年12月には深圳証券取引所に上場(銘柄コード:300568)し、現在ではグローバル市場においてもトップクラスの地位を確立している。乾式・湿式・コーティング型など多様な製品ラインを有し、年間生産能力は100億平方メートルに達する。中国国内での輸出シェアはトップを誇り、世界市場におけるシェアは約25%に上るという。
S. Park会長は、「SENIOR社の技術力とグローバル市場でのプレゼンスには深い印象を受けた。二次電池産業の今後の方向性について貴重な洞察を得ることができ、有意義な時間だった」と述べた。一方、陳CEOは「S. Park会長との対話を通じて、グローバル市場における韓国企業との協力の可能性を探るきっかけとなった」と前向きな姿勢を示した。
また、APU関係者は、「今回の会談を通じて、中韓両国の企業間における新たな協力の土台が築かれ、二次電池産業の持続的な成長と技術革新に向けた関係強化が期待される」と語った。