モルドラインが開発したプレミアムコールドブリューブランド「NiSHOT」

2025年2月7日

APUはこのほど、韓国のコーヒー専門企業モルドライン（Moldline）と戦略的業務提携を結び、プレミアムコールドブリューブランド「NiSHOT」の日本市場への輸出および流通に関する契約を締結したと発表した。

本契約を通じて両社は、アメリカ、ブラジル、ドイツに次ぐ世界第4位のコーヒー消費国である日本市場において、「NiSHOT」のブランド定着と販売拡大を目指し、緊密に協力していく方針だ。

「NiSHOT」は、モルドラインが独自に開発した「SUPER DROP PROCESS」技術を用い、原材料の栄養成分・風味・香り・色の変化を最小限に抑えながら、濃縮工程を経ずに通常のエスプレッソの2〜3倍に相当する高濃度コーヒー抽出（最大24Brix）を実現するのが特徴だ。

抽出されたコールドブリューコーヒーは、特殊な窒素充填ボトルに封入され、携帯性と鮮度を兼ね備えたポータブルタイプの「ナイトロコールドブリューコーヒー」として消費者に提供される。

今回の契約は、APUが2025年の流通戦略として掲げる、日本の主要流通チャネル—セブン-イレブン、イオン、ドン・キホーテ、高島屋など—との協業拡大の一環として進められたもの。競争力の高い韓国発商品を確保することで、日本市場における存在感を高め、プレミアムコーヒー市場での差別化を図る狙いがある。

APU関係者は「NiSHOTの革新的な技術力と製品力により、日本のコーヒー市場に新たなトレンドをもたらすことを期待している」とコメントした。

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