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GELLEC社の袁海朝会長(左)とAPUのS. Park会長(右)

APUのS. Park会長、中国GELLEC社の袁海朝会長と会談

2025年2月17日

APUのS. Park会長はこのほど、中国河北省に本社を構えるリチウムイオン電池用湿式セパレーター専門メーカー「金力股份(GELLEC:Hebei Gellec New Energy Science & Technology Joint Stock Co., Ltd)」を訪問し、袁海朝(ユエン・ハイチャオ)会長と会談した。会談では、グローバル経済の変化と二次電池市場の未来について意見を交換したという。

金力股份は、2010年2月に設立された新エネルギー分野のハイテク企業であり、リチウムイオン電池向けの湿式セパレーターおよびコーティングセパレーターの研究・開発・製造・販売に注力している。現在、R&Dおよびエンジニアリング技術者150名を含む従業員数は600名以上に達し、300件を超える関連特許を保有。年間3.8億㎡の生産能力を誇る。

また、同社は最近、中国の高分子フィルム素材大手「佛塑科技(Foshan Plastics Group Co., Ltd)」より、総額50億8,000万元(約1,100億円規模)の買収提案を受けた。この買収を通じて、佛塑科技は電気自動車(EV)およびエネルギー貯蔵システム(ESS)分野の中核素材であるリチウムイオン電池用セパレーター市場への本格参入を計画している。

現在、金力股份は中国の大手バッテリーメーカーである寧徳時代(CATL)、比亜迪(BYD)、億緯リチウムエナジー(EVE Energy)などに製品を供給しており、2024年時点で中国の湿式セパレーター市場において約18%のシェアを占め、業界第2位の地位を確保している。