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APU会長、USAT CEOボー・ハインズ氏とデジタル金融協力を協議

2025年10月1日

APUのS. Park会長は、来韓した世界最大のステーブルコイン発行会社テザー(Tether)の米国事業運営会社USATのボー・ハインズ(Bo Hines)最高経営責任者(CEO)と会談し、グローバルなデジタル金融サービスにおける競争力強化に向けた協力の可能性について意見を交わした。

ハインズ氏は、トランプ前米大統領が設立したホワイトハウスのデジタル資産委員会で委員長を務めた経歴を持ち、直近ではテザーの米国発行法人USATに移りCEOに就任している。

ステーブルコインが国際送金、資産のトークン化、デジタル金融サービスなど新興金融分野において重要な役割を担う中、今回の会談にはKB金融や農協金融など韓国の大手金融グループ首脳も同席し、国際的な規制環境に対応した新たな金融協力モデルを模索する場となった。

業界関係者は「韓国内でもステーブルコイン関連の法整備が進む中で、世界的な規制動向を的確に把握し、それに即した戦略的な連携を構築することが不可欠だ」と指摘。その上で「特に米国や欧州連合(EU)が共通して重視するマネーロンダリング対策(AML)、顧客確認(KYC)体制、準備金の透明性は、今後韓国市場においても最重要課題になるだろう」との見解を示した。