MEDICARE LIGHTの柏木久史代表（左）と、APUの金在炯代表（中央）

2024年11月6日

APUはこのたび、日本のヘルスケア専門企業であるMEDICARE LIGHT社と業務提携契約を締結し、セルフ疾患リスク検査キット「SUGUME（スグミ）」の海外市場進出に向けた本格的な事業展開を開始する。今後、両社は協力体制を一層強化していく方針だ。

MEDICARE LIGHTは、「いつでも、どこでも、誰でも、手軽にセルフチェックを」という理念のもと、自宅でも簡単に実施できるセルフ疾患リスク検査キット「SUGUME」シリーズを開発・販売している。同製品は、大腸がん、すい臓がん、肝臓がん、胃がん（ピロリ菌検査を含む）、前立腺がん、乳がん、子宮頸がんなど、複数の疾患リスクを個人が手軽に確認できる検査キットで、検査結果はおおよそ5～15分で判明するのが特徴である。

2024年8月からは、日本最大のドラッグストアチェーン「ウエルシア（Welcia）」の全国約2,100店舗での販売も開始され、忙しい日常の中でも、個人および家族の健康管理をより手軽に実現できるよう支援している。

APUは今回の契約を通じて、「SUGUME」の韓国を除く海外市場への展開を本格化させ、今後はグローバルなヘルスケア市場の潮流に対応した製品ラインアップの拡充および販売チャネルの多様化を進めていく構えだ。また、MEDICARE LIGHTとの連携を通じて、セルフ検査キット分野における技術交流や共同研究開発も視野に入れている。

今回の協業は、個人の健康管理に対する関心が世界的に高まる中、セルフ検査キット市場の国際的な成長可能性を見据えた戦略的パートナーシップとして評価されている。

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